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村上にスノボ練習施設完成
2024年9月26日
雪がない時期でもスノーボードのハーフパイプの練習ができる施設「村上スノーリサーチ&トレーニングセンター」が9月14日、村上市瀬波温泉に完成し、同市出身で2022年の北京五輪で金メダルを獲得した平野歩夢選手が華麗な空中技を披露しました。
施設は、面積約2200㎡、高さ19.65m、最大傾斜角は30.42度の屋外練習場。雪を使用しない練習施設で、宙に浮く時間を3秒確保できる場所は世界初だということです。滑走路にはプラスチック製のブラシを敷き、雪に近い環境を実現しています。
同施設は雪がない時期でも国内で高レベルのトレーニングができる施設をつくろうと、平野選手の父が社長を務めるトレーニング施設の管理運営会社「L・Sカンパニー」が手がけました。平野選手と弟の海祝選手が利用し、技術の研究などを実施。26年春から段階的に利用者の拡大を目指しています。