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2020年度・北海道秋サケ漁
2020年10月5日
今シーズンの北海道秋サケ漁が解禁となって1カ月が経過し、これから盛漁期に入りますが、漁期前予想通りの低調な水揚げで推移しています。海区別では弊社の現地法人・(株)北海永徳がある根室海区やえりも以西が特に振るわず、隔日操業を余儀なくされている地区も出ています。
浜値は産卵期間近でイクラの価値が高いBメスが、キロ1300円台で推移するなど連日千円を超え、800円台だった昨年に比べ高騰しています。また1尾当たりの目廻りが全道平均で3.17キロと、昨年の3.53キロに比べ1割以上も小型化しています。
これを受け、道総研さけます・内水面水産試験場は「昨年は5年魚が漁獲量全体の5割近くを占めていたが、今年は2割弱。予想通り5年魚の割合が低いのが全体の目廻りが小さくなっている要因」と話しています。10月に入りサケ漁本番、巻き返しを期待しています。