スタッフブログ
大阪で村上フェア開催
2024年11月18日
村上市の特産品を関西の人々にアピールする「村上フェア」が、大阪市北区の梅田地区の地下街イベント広場「ディーズスクエア」で開催されました。村上市内の小売店などで構成する越後村上物産会などが主催し、今年で3回目となります。今年は鮭製品や地酒、木彫堆朱などを扱う市内6店舗が参加しました。
開催されたのは10月中旬の3日間で、うち2日間は新潟県の非公認PRキャラクターで大阪市出身の「ニイガタ姉さん」も応援に駆け付け、イベントの盛り上がりに一役買っていました。
期間中は商品を買った人にガラポン抽選会も実施され、幸運な人は豪華景品を手にしていました。ニイガタ姉さんの呼び込みに通りかかった人は足を止め、スタッフに質問しながら関西ではなかなか手に入らない珍しい村上の特産品の数々を買い求めていました。新たな村上ファンの誕生です。
鮭のまち村上で学ぶ村上鮭講座開催
2024年11月11日
JR東日本「大人の休日俱楽部」、「JR東日本ジパング倶楽部」の会員の方限定で12月9日に「鮭のまち村上で学ぶ村上鮭講座~村上と鮭のつながり~」が開催されます。講師は村上の代表的な鮭の観光施設・イヨボヤ会館の館長が務めます。
清流三面川下流に広がる村上市は江戸時代中期に世界に先駆けて鮭の人工増殖に成功し、以来「鮭のまち」と呼ばれています。当講座では鮭の歴史や文化、生態などが学べるとともに、昼食には鮭料理を賞味できるなど村上の鮭文化の一端に触れて頂ける内容となっています。
募集人員は24名、正午前にJR村上駅に各自集合となっています。イヨボヤ会館に移動の後、館長の案内による施設の見学、三面川の分流である種川の視察などを行い、市内割烹に移動し鮭料理の昼食。その後鮭の塩引き街道や町屋を見学し駅で解散となります。
三面川で鮭漁解禁
2024年11月5日
10月21日、村上市を流れる三面川で今シーズンの鮭漁が始まり、9月に完成した期間限定の直売所もオープンしました。この日に先立ち10月11日には、第三ふ化場内に新設された増殖加工販売施設の開所式が行われ、市長はじめ建設に尽力した関係者らが出席しました。
完成した増殖加工販売施設は、木造2階建で、特徴的な屋根の形状は三面川を遡上する鮭の背をイメージしており、カラーガルバリウム鋼板をモザイク張りして鮭のうろこを表現しています。1階には、採卵室・加工室、そして直売所。2階には、三面川を臨むテラスと塩引き鮭の干し場が設けられました。
今後この施設は、鮭のふ化増殖事業の基幹として、観光に訪れた方の見学および生鮭や鮭加工品を購入できる場所として、また、地域の子どもたちが鮭の生態や村上の鮭文化を学ぶ体験学習の場として活用される予定です。
「村上はらこ丼フェスティバル2024」開催中
2024年10月28日
昨年に引き続き今年も「村上はらこ丼フェスティバル」が開催されています。期間は10月20日から12月31日までで、村上市内の飲食店21店舗が各店自慢の工夫を凝らした自家製はらこ丼を提供しています。
主催は村上市観光協会で、当イベント専用のパンフレットが各店頭や温泉旅館、観光案内所などに置かれていますが、価格はパンフ作成時のもので、今後の鮭の水揚げ状況や各店の仕入れにより変更となる場合もあります。
弊社直営の飲食店、和食処・悠流里(ゆるり)も当イベントに参加しています。価格は日替わりの小鉢と香の物、お味噌汁が付いて税込み1食2,090円。はらこが1.5倍のった「はらこたっぷり丼」(税込み2,970円)のご用意もあります。朝晩はすっかり涼しくなり、村上はいよいよ鮭シーズンの到来です。旬を迎えたはらこ丼をぜひご賞味ください。
岩船大祭前に恒例の明神橋清掃実施
2024年10月21日
10月10日、所属する奉仕団体・村上ロータリークラブで、今月19日に本祭りを迎える岩船大祭を前に、神輿やしゃぎり屋台が渡る「明神橋」を清めようと、環境に配慮したEM菌を使用した橋の清掃活動を行いました。また、川の浄化を促すEM菌を練り込んだ団子数百個を橋下を流れる石川に投下しました。岩船大祭は村上三大祭の一つに数えられる岩船地区の伝統ある祭です。
参加したのは同クラブ14人のほか新潟リハビリテーション大学、新潟看護医療専門学校の学生4人、地元建設業者4人、福祉サービス事業所から9人など合わせて30人超で、約1時間橋の清掃に汗を流しました。
EM菌とは農地や水環境の改善に威力を発揮する光合成細菌や、発酵型の乳酸菌、酵母など自然界にいる人にも環境にも優しい善玉菌の集合体とされており、さまざまな分野で使用されています。
村上・笹川流れ国際トライアスロン大会開催
2024年10月15日
第32回を迎えた「2024村上・笹川流れ国際トライアスロン大会」が9月29日に開催され、県内外からエントリーした約600人のアスリートが熱戦を繰り広げました。選手たちは、スタート地点の瀬波温泉海岸で1.5キロを泳ぐスイム、美しい笹川流れの海岸線を40キロ走るバイク、歴史溢れる市街地を走り抜ける10キロのランで競い合いました。
大会前日の28日には前泊して競技に備える選手たちが、市内をバイクで試走したり、ジョギングで体を慣らしたりする光景が見られ、市内は大会の気運が高まっていました。幸い当日は秋晴れとなり、選手たちにとっては絶好のトライアスロン日和となりました。
東京パラリンピック男子マラソン銅メダリストで、トライアスロンに転向した村上市出身の永田務選手も参加し、沿道の大きな声援を受けながらゴールを目指しました。
潮風薫る湊町の祭り「塩谷大祭」開催
2024年10月9日
承安3(1173)年創建の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)の秋例祭で、勇壮な神輿がまち中を練り歩く「塩谷大祭」が9月20日、村上市塩谷地区で開催され、まち中が熱気に包まれました。鹽竈神社は「塩土老翁命」(しおつちのおじのみこと)を祀った神社で、300年の歴史を誇っています。
新潟県内は20日から降り続いた大雨の影響で、JR羽越線の線路が一部破損するなどの被害が出ていたことも考慮し、安全のため小中学生は参加を断念することになりました。御神体を神輿に移す神事が厳かに行われた後、若衆約30人に担がれた約800キロの神輿が鳥居をくぐると「よいさーほいさー」の掛け声とともに威勢よく集落に繰り出しました。
切妻屋根と格子の街並みが美しい、歴史の薫る湊町を御神輿が1日がかりで巡行する伝統の塩谷大祭。生憎の天候の下、今年も無事に終了しました。
2024村上どんぶり合戦秋・冬編スタート
2024年9月30日
10月1日から「2024年村上どんぶり合戦秋・冬編」がスタートします。期間は2025年3月31までの半年間。当イベントを目当てに来市される方も多い人気企画となっています。新たな参加店や新メニューで参加するお店もあり、村上の魅力が詰まったどんぶりの数々からお気に入りの一杯を見つけてください。 今年は市内飲食店27店が参加。鮭やはらこなどの旬の海鮮や村上牛、新鮮な地場野菜など、各店こだわりの食材を使った当地ならではの味覚をお楽しみください。
また、プレゼント企画として期間中パンフレットに掲載のメニューを食べてアンケートに答えると、瀬波温泉の指定宿泊施設で使用できる宿泊割引券5000円分が当たるキャンペーンを実施します。お店で受け取った応募QRコードをスマホで読み取り、アンケートに回答するだけで応募完了。ぜひご参加ください。
村上にスノボ練習施設完成
2024年9月26日
雪がない時期でもスノーボードのハーフパイプの練習ができる施設「村上スノーリサーチ&トレーニングセンター」が9月14日、村上市瀬波温泉に完成し、同市出身で2022年の北京五輪で金メダルを獲得した平野歩夢選手が華麗な空中技を披露しました。
施設は、面積約2200㎡、高さ19.65m、最大傾斜角は30.42度の屋外練習場。雪を使用しない練習施設で、宙に浮く時間を3秒確保できる場所は世界初だということです。滑走路にはプラスチック製のブラシを敷き、雪に近い環境を実現しています。
同施設は雪がない時期でも国内で高レベルのトレーニングができる施設をつくろうと、平野選手の父が社長を務めるトレーニング施設の管理運営会社「L・Sカンパニー」が手がけました。平野選手と弟の海祝選手が利用し、技術の研究などを実施。26年春から段階的に利用者の拡大を目指しています。
町屋の屏風まつり開催
2024年9月18日
村上市の旧町人町で9月15日から10月15日までの1ヶ月間、村上町屋商人会が主催する「第24回城下町村上 町屋の屏風まつり」が開催されています。7月に開催される村上大祭では各家々で、代々伝わる屏風を立て客人をもてなす風習があり、同大祭は別名「屏風まつり」とも呼ばれていました。
春の「町屋のお人形さま巡り」と並んで人気の当イベントですが、2001年にスタートし、今年で24回目の開催と回を重ねて来ました。年々参加店が増加し、今年は52軒が参加するほどとなり、一日で見て回るのは困難なため、毎年当イベントを目的に来市されるリピーターが多いのが特徴です。
会場となるのは旧町人町の町屋や商店などで、各家が大切に伝承してきた屏風や掛け軸のほか、村上木彫堆朱をはじめ、民具や玩具など、その家が代々収集してきた貴重な品々も見学することができます。