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標津沖に流氷が漂着
2022年2月21日
年間でも最も寒いと言われる2月中旬、(株)北海永徳のある標津町に流氷が接岸しました。写真は会社の真裏に位置するオホーツク海のものですが、前日には無かった流氷がたった一晩で漂着し、氷が海一面を埋め尽くしています。
氷が接岸すると出漁することが出来なくなり、ホタテやタラ漁などこの季節の主要な漁が操業できなくなり、漁師や水産加工業者にとっては痛手です。しかしながら、流氷の下部は植物プランクトンの格好の生育場であり、春になって流氷が溶け始めると植物プランクトンは爆発的に増加し、それを餌とする動物プランクトン、さらにそれを食べる魚介類・・・とつながる食物網を支え、水産資源が豊かなオホーツクの源とも言えます。
流氷はオホーツク海沿岸の観光資源にもなっています。網走市や紋別市の流氷観光砕氷船は今が格好の書き入れ時を迎えています。