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第21回 鮭魂祭(けいこんさい)
2020年10月19日
10月16日、市内・藤基神社を会場に鮭魂祭が執り行われました。鮭供養の神事である当行事は一昨年までは「鮭の日」に制定されている11月11日に開催されていましたが、鮭の日当日はイベントや売り出し、マスコミの取材などと重なることも多く、昨年から村上の鮭シーズン到来にあわせ10月中旬に日程が変更されました。
当日は、江戸時代に市内を流れる三面川において世界初の鮭の増殖事業「種川の制」を考案し、今日の村上の鮭文化の礎を築いた村上藩下級藩士・青砥武平治の末裔であり、現在市内在住の青砥哲平さんもご来賓として参列されました。
三面川で水揚げされた4キロのオス鮭が神前に奉納され、3名の宮司の進行により玉串奉奠など厳かな神事が執り行われました。北海道では終盤を迎えている今季の鮭漁ですが、村上はいよいよ鮭シーズンのスタートです。