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どんど焼き
2019年1月21日
全国各地に伝わる行事のひとつに、小正月の1月15日に行う「どんど焼き」があります。しかし、一方で年々その風習は廃れつつあり、その行事自体を知らない子供たちも増えて来ているようです。そこで県内の小学校では、そのどんど焼きを生徒たちに体験させようと、学校の広いグラウンドを利用して学校行事として行うところも出て来ています。
竹の木で骨組みを作り、茅を巻いたやぐらに火を点け、生徒たちが各家庭から持って来た正月飾りや門松などを燃え盛るやぐらの中に投げ入れます。また書初めで書いた習字を燃やすと字が上手くなるという言い伝えがあり、生徒たちは自分の作品を投げ入れ、書道の上達を願います。
最後には今年一年の無病息災を願って、残り火で餅やスルメを炙って食べ、どんど焼きはフィナーレとなります。日本の伝統行事の灯を絶やさないようにしたいものです。