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鮭の飯寿司(いいずし)
2019年1月7日
新年明けましておめでとうございます。昨年は当ブログにお付き合い頂きまして有難うございました。本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年のお正月、皆さんは何をお召し上がりになったでしょうか。全国各地には様々なお正月料理が伝えられていることと思いますが、村上のお正月の食卓に欠かせない料理と言えば「鮭の飯寿司」です。
鮭の飯寿司は、なれ寿司の一種で鮭をメインの具材として作る伝統的な保存食です。村上の各家庭では、外気温が下がり始める12月半ば頃に飯寿司の仕込みを始め、1週間から10日間ほど重しをして漬け込み、大晦日から正月にかけて食べる習慣があります。
各家庭により若干具材は異なりますが、鮭の身だけでなくイクラや氷頭(鮭の頭の軟骨部分)を入れることが多く、改めて当地域は鮭から大きな恩恵を与って来たことを感じさせられます。