スタッフブログ
市内の小学生、鮭と格闘!
2018年11月19日
先週、村上市内の小学校4校で4年生全員を対象に塩引鮭づくりの仕込み体験が行われました。
当日は塩引鮭づくりの師範の指導のもと、保護者や腕に覚えのある有志のボランティアの方々が応援に駆けつけ、生徒2人で1匹の鮭を塩引に加工しました。ほとんどの生徒が初めての体験だったようで、エラや内臓の処理には悲鳴をあげながら格闘する姿も見られました。
鮭から取り出された新鮮な白子は、家庭科室で大根や人参と一緒に郷土料理のなわた汁(鮭の内臓の味噌汁)に調理され、塩引き体験後に生徒たちに振る舞われました。
鮭はこの後1週間ほど漬け込まれ、塩抜き・乾燥などの工程を経て、12月初旬から越後村上塩引街道に展示されるほか、学校の給食でも実際に食することになっています。生徒たちには地域の伝統文化を学ぶ貴重な1日となったのではないでしょうか。