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エゾシカの群れ
2017年4月3日
先週、当社の北海道工場前の道路でエゾシカの群れに遭遇しました。道東地区、特に知床半島では野生のシカが山あいを歩く姿は日常風景ですが、これだけの群れが海沿いまで降りて来る事はなかなかありません。しかも背景のオホーツク海は一面の流氷。思わず車を停めて、カメラに収めました。
エゾシカは、北海道だけに生息するニホンジカの亜種です。本州に棲むニホンジカよりも大きく、オスは最大で三叉四尖(分岐が3箇所で先が4本)の角を持ちます。かつて乱獲や天候災害により絶滅寸前にまで減少しましたが、その後の様々な保護政策が功を奏し、現在では道内全体で50万頭以上が生息していると言われています。
道路脇のエゾシカは突然道路に飛び出して来ることもしばしば。衝突すると車が大破するほどの大事故にも繋がります。生息地付近をドライブする際には十分にお気を付け下さい。